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木の話

 

素材として扱う木 木製のモノの性質

優しく触れてください。
摩擦、衝撃にはけっして強くはないのです…
 


   ▲▲▲ 素材として扱う木 の話  ▲▲▲



material:素材として扱う木材のバリエーション


チェリー、ウォールナットを中心に、ご要望により国産広葉樹(クリ、クルミ、ヤマサクラなど)を手配致します。

昨今、国産材の良質なものが手に入れにくく質が安定しないため、北米材を中心に製作しています。

チェリー、ウォールナットは、乾燥済みの材を使用しています。

 

• ご希望の材種のストックが無いもしくは不足の場合:ご注文の確定後、材の手配をいたします。

• 一枚板のテーブルをご希望の場合:お客様と材木屋へ出向き、直に材木ご覧いただき、選ぶことが可能です。

 (※2年から1年半前にご相談ください。)



適材適所:無垢材とflush材の併用。

flush:技法。ラワン合板/パーティクルボード/中空合板(中が空洞になるように、芯材を梯子のように組んだ枠)の表面に薄い板(突き板合板(*)、厚い突き板)を接着剤で貼り付けて作られた板の総称。
*突き板合板:ベニアに、突き板(木をとてつもなく巨大な鉋のような機械でスライスしたもの)を張り合わせた板のこと。


flush材は、圧倒的な軽さやスタイリッシュなデザインの実現、椅子の背面の曲木加工、無垢材では避けることのできない反りの軽減を可能にしています。

ハンス・J・ウェグナーさんデザインの椅子を始め、北欧家具やアメリカの家具では昔から多用されていますし、海外の家具専門書には頻繁に出てくる言葉でもあります。

しかしながら、日本における「flush材」は、「無垢材」の対極としてあまり良い印象はないようです。

みなさんの知っている「flush家具」のイメージの多くが、プリント合板、樹脂合板(いずれも木材の表情をした異素材を貼っているもの)を使用したものかもしれません。

実際は、大きなプレスが必要であること、完成までに手間がかかることなど、個人の工房では設備がなければやりたくてもできない技法のひとつなのです。

北欧の家具、アメリカ家具などでは、flush材が多用されることで、洗練されたフォルムと、細やかな細工(引き出しの中に引き出しなど)、曲線美のある加工が昔から実現されています。

 



 preparation:事前準備の重要性


使用する木材は(乾燥した材を使用する場合でも)製作段階において、お創りする家具で使用するパーツに整えた後、
数日〜数週間の間寝かせて、わずかな動きを出させます。(小物も同様)


納品後実際に日常生活でご使用いただく過程において、木の動きを軽減するのために行う、非常に重要な工程です。

納品直後にはわかりませんが、月日が経ってから使い心地に大きな違いが出てくるところでもあります。


上記をご理解の上、ご注文をご検討の場合は、どうぞ、ゆとり(半年程度)を持ってご相談、オーダーのほどお願い致します。

特に、一枚板のテーブルや食器棚などの大型家具・取り付け家具の場合は、2年〜1年半前のご相談いただくことをお勧めします。

※大型家具:ここでは木材の使用量が多い家具を指します。材木の手配に時間を要するためご協力願います。


また、お客様が用意された材木での製作をご希望される場合は、材木の手配前にご相談ください。
生木の場合、木には倒すのに適した時期、乾燥方法があります。
乾燥材をご準備される場合も、ご希望の家具で使用する木材の厚みや量など事前の打ち合わせが必須です。
乾燥状態の良し悪しを決めるのは、あくまでも製作する創り手側です。
※売り手側が乾燥していると言っていても、創る際に乾燥していると判断できなければ、製作に入ることはできません。
少なくとも1年〜3年といった時間をかけて準備するべき方法だと考えます。
限られた時間で製作する場合は、こちらも応じられない部分がございます。

その場合は、お断りさせていただくこともございます。ご了承ください。

お客様に余分なコストのご負担がかかってしまうこともあるため、事前にご相談いただき、ご検討されることをお勧めいたします。






▲▲▲ 木製のモノの性質の話 ▲▲▲




 nature:性質を理解する


過剰な敏感肌の持ち主である

冷暖房の風、過剰な乾燥を苦手とします。

直射日光、熱に弱い。熱を当てることは、ヒビの原因になります。

NG マキストーブの前に放置する/使用しない長期間、直射日光が当たる場所で保管する

これは急激な温度変化に弱いということでもあります。長期間使用しないで保管されている場合、一箇所に日光が当たり続けることで他の部分との温度差により、熱による乾燥で木が縮みヒビになります。

 


常に呼吸をしています。

家具は一年を通じて気候の変化と共に、伸び縮みしているのが実際です。

その動きの遊びを考慮した仕様になっています。

 


他の素材と比べると硬くないだけです。壊れるときは壊れます。 


「落としても平気でしょ?」

よく耳にする 及び、お客様や通りがかりの方の口から発せられるフレーズNO1。

意外と勘違いされているのだな、と感じること。

???

おそらく、平気ではありません

たまたま、ぶつかる対象よりもすこし柔らかいなどという理由で、運良く、衝撃を緩和している場合はあります。

とはいえ、度重なる落下は、目には見えないダメージを蓄積します。

ですので、落としても平気だろうという理由で選ばれることはお勧めいたしません。


 

 上記の性質のある木を使って、今自分たちのできる最大の工夫をプラスしたものを販売させていただいています。

これは決して、一般的に大量生産されている、扱い易い使いやすい素材の物と同じ性質に変えたということではありません。

「好きなモノを、毎日使いたい。」そう思って使っていただけるための工夫をしたまでです。

私共も創り手でありますが、同時に、皆様と同じ使い手です。使い手となるみなさまに愛情をもって触れてご愛用いただけることでモノの存在に意味をもたらすことができると考えております。

便利なとこばかりじゃないかもしれません。それでも、なんかいいね。と言っていただけるモノ創りを重ねていきたいと思っております。ご理解いただけたら幸いです。

 

 

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