2014年8月。東京へテーブルとドアノブの納品に。
750×750を7台 と、750×1300を4台。
塗装はポリウレタン。
店内は工事が終わらず日暮れ前に外で取り付け開始です。
テレビや雑誌の影響か、家具にはオイル塗装が1番良いと考えている方が多いと
感じます。
店舗のテーブなど濡れる場所には、化学塗料の方が扱いやすいと思っています。
素材も塗料も適材適所です。
ガラス戸のハンドルは艶の出ないオイル塗装にしました。
オイル塗装にした理由は、お店と一緒に成長してほしいから。
八幡#飲食店テーブル#テーブル
今回ハンドルを製作のプレッシャーは重くのしかかっていました。
お店を良くするも悪くするも、このハンドル1つだなと。
来店されたお客様が一番最初に触れるのがハンドルで、ここの印象で
すべてが決まるのではないか・・・。
デザインがくどければ味付けが濃すぎる、
すっきりしていれば味付けが薄すぎる味付けの印象をうえつけてしまうのでは。
これは大変な仕事を引き受けてしまったと。
今思えば、そんなわけがないのですが…。
バランスが良く、つい触れたく、つい握りたくなる、そんなハンドルにしよう。
そして触り態度の高い方を店内側に設置しようと考えました。
また店舗の完成予定を頭で想像して、しぼり出しました。
「やばいなこれ!
このハンドルだけて、ここのお店を覚えてもらえるじゃん!」
オーナーさんの嬉しそうな顔を見た時はホッして、
通りがかりの人がハンドルを見て、なんじゃ?って顔を見て、ヨシッ!と拳を
握りました。
1年後、お店に伺うと、いい具合に経年変化したチェリーに出会えました。
上野村の食材を使っていただいています。
猪豚、肩ロース&yotacco、のらぼーな。
シェフが猪豚を使うとこうなるのか。
炭火の虜になりました。
代々木八幡のイタリアンレストラン
▶︎Trattoria Anima Tokyo
店舗什器の製作は、オープン1年前にお願いします。
(0)